問題があっても目を背ける
問題があっても目を背ける

なにか良くない問題に対して、目をそらしたり、放置をする傾向があると共依存につながる可能性があります。
自分の問題でも、見てみぬふりをして、ほかの事(特に対人関係)にのめり込んでいると、自分の事がおろそかになってしまいます。
また、他人の問題で、自分に被害が及ぶような時でも、放置して状況を悪化させることもあります。
この傾向は、相手にダメな部分があっても、勝手な期待をもって見て見ぬふりをしてしまいます。
例えば、アルコール依存症の相手で、時々暴力を振るわれるような場合でも、「自分が世話をしていれば、きっと治ってくれる」と信じて、目の前の暴力、アルコール依存という問題を受け止めようとしない傾向です。
問題とは離れた行為をすることによって相手を何とか良くしようとしますが、問題を受け入れられていないので、なかなか上手く行きません。
また、問題から目を背け続けて、献身的に世話をしても相手がよくならない場合、責任を相手に押し付ける場合があります。
問題自体に気持ちが向いていないので、責任から逃れようとする傾向です。
反対に、問題を放置していたにも関わらず「自分が全部悪いんだ」と責任を感じてしまうこともあります。