共依存の誤った解釈
共依存の誤った解釈

共依存で誤解をしてほしくないことが、「依存者の周りにいる人は皆、共依存者である」という偏見があることです。
アルコール依存者が改善しないのはその家族が悪いという決め付けをする方もいらっしゃいます。
また、依存を解消できないパートナーに対し、「自分が悪いのだ」と思い込む方もいます。
依存は簡単には改善できないから依存なのです。
共依存的にケアをすることが、全て悪いというわけでもないのです。
献身的なケアが行き過ぎることに問題があるだけなのです。
依存者と共依存者が共依存の関係になって行く過程には、お互いが常に共依存的な関係である必要があります。
どこかで、依存者が依存することを辞めたり、共依存者が厳しく依存を止めたりしていれば、お互いが依存者・共依存者にならなくて済むのです。
一概に依存が悪い、共依存が悪いということは言えないのです。