女性に多い共依存
女性に多い共依存

女性は共依存に陥りやすい傾向があります。
それは社会的に、「男性のために尽す」「家事をこなす」というような風潮があり、知らず知らずのうちに女性はそうあるべきと植えつけられているケースが多いからではないでしょうか。
結婚に関しても、女性は家庭を守るという常識に捉われ、それを当たり前にこなしている女性は多くいらっしゃると思います。
女性の置かれる立場は共依存になりやすいケースが多いのです。
よくあるケースでは、結婚後に共依存の関係になるというものがあります。
結婚や出産で仕事を離れ、経済的に相手に頼らなければならなくなると、どうしても相手との関係性を大切にします。
多少の悪いことには目をつぶり、相手が離れないように献身的になります。
関係性に依存するという共依存の定義に当てはまるのです。
また、男性主体の社会では、女性が自信を持つ機会が少なく、自尊心が育ちにくい状況にあります。
誰かに頼りにされた時の喜びは、男性が感じるものよりも大きく感じます。
そのため、「頼りにされている関係性」を大切にすることが多いのです。